インディーズ活動後、現在もロックバンドでギターを弾いています。気になったことや音楽のことなど、いろいろ書いていきます。
今の時代だからこそバンドデビューは夢ではない

今の時代だからこそバンドデビューは夢ではない

ども。モトです!

読者の中に「元バンドマン」ってどのくらいいるのでしょう…。
プロを目指した活動をしていた場合、その人たちはなぜ諦めたのでしょう。

・才能がないことを自覚した
・年齢的にデビューを諦めた
・バンドが解散し音楽をやめた
・結婚を機に音楽をやめた
などなど。
厳しいこと言うとどれも言い訳ですね。

「格好付けてただけで元から本気でプロになる気が無かった」
本当の理由ってこれじゃないですかね。
自覚してなかったと思いますけど。


「そんなことない!」という人は「本気」を理解してないと思います。
「プロを目指さなくなった」のではなく、
「プロを目指すと言ってる方が格好良いと思ってた」ことを認めるべきです。


ここで言う「プロ」とは他の職業と同じ意味です。
バンドで「飯を食っていく」ことを指します。

一昔前、「バンドで飯食う」を指す活動とは
・著作権料で収益を得る(楽曲にかかわるもの)
・肖像権等で収益を得る(写真集とかグッズ販売とか)
・出演料で収益を得る(TV、雑誌、ラジオ、CM等)
要約するとこんなもんじゃないだろうか。

プロを目指していた人、このうちの何を意識して取り組んでいたのか言える人いるだろうか。

LIVEやって、音楽番組出て、トーク番組でアルバムリリースの告知したり・・・・・・
そうゆう「イメージ」しか持っていなかったのでは?

プロを目指してやっていたと思われる活動は
・お客さんを集めるための活動
・お客さんを楽しませるためのパフォーマンス構築
こんなもんですか?
ほとんどの活動がこの二つに入るんじゃないですかね。
※これもやってない人はそもそも終わってます。

この二点、ビジネス視点がないことに気づかれたでしょうか。

楽曲とグッズをライブ会場やオンラインで販売していたのであればビジネス視点はあったと思います。
大して儲からなかったのであれば「ビジネスセンスが無かった」ということです。

モノを作る ➡︎ 宣伝する ➡︎ 売る

モノを作るのは誰でもできます。
難しいのは「宣伝する」の部分です。つまり営業です。
広く知れ渡ることだけでは全然ダメです。
「買いたい」にさせなければいけないからです。
集客の場合で言えば「行きたい」「会いたい」にさせること、
集客後は「また行きたい」「また会いたい」とさせること。
ここまで来ると活動を応援する心理で「グッズを買ってあげたい」とうい人まで出てきます。

こうゆうことを戦略的に考えて活動しているバンドマンって非常に少ないです。
自分たちの領域じゃないと思っている人が多いのか、思慮が浅いのか・・・


たしかにバンドマンは音楽を作ってパフォーマンスすることは得意かもしれないけど
売り方については得意じゃない人が多いかもしれません。

一昔前であれば良いライブをたくさんして、1回のライブで毎回100人入れば
レコード会社の方から声をかけて来ると言われていました。
※毎回100人なら今でも同じ状況かと思います。

毎回お客さんを100人集める自信があるのであればそれだけでも良いかもしれません。
でもそんなことは不可能です。
自分たちをブランディングする活動は不可欠です。
「宣伝する」ことをしなければ毎回100人が見に来る状況を継続するのは困難です。


大人になって、今更「プロになりたい」と今度こそ「本気になった」人がいるのであれば
ビジネス視点を意識した活動をきちんと丁寧にしていれば今からでも「プロになれる」と伝えたいです。


プロデビューに「年齢」は関係ないです。
プロってバンド活動で「飯を食う」ことでしたよね?
CDが売れない時代にレコード契約って必要ですか?
宣伝には大金が必要でしたが今の時代はどうですか?

そもそも好きな音楽を作って、好きなようにライブして、
自分たちが楽しくて、見にきた人も楽しめることでお金が稼げるようになれば
それで良いんですよね?

プロデビューできますよ。
アイディア次第です。企業と一緒です。


ちなみに少し話が脱線しますが、
大切な楽曲をパクられたくないのであればJASRACに登録しておきましょう。
印税で稼ぎたい人も。
しかし、この時代遅れな仕組みは気に入りませんね。
ここも時代とともに変化していきますよ。著作権が必要ない時代になります。


YouTubeとiTunesの二つだけもバンド活動だけで「飯が食える」時代です。
あとはどうやってお客さんを能動的に動かすことができるかのアイディアだけです。

今からでも遅くないです。プロになりやすい時代です。
レコード会社に左右されずに自分たちを世間にアピールできるからです。

結果としてレコード会社に声をかけられたとしても
稼げないのであれば逆にレコード契約を無視することができる時代です。

最後にもう一度だけ頑張ってみませんか?


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