インディーズ活動後、現在もロックバンドでギターを弾いています。気になったことや音楽のことなど、いろいろ書いていきます。
サマソニ2019 B’z に見る○○

サマソニ2019 B’z に見る○○

ども。モトです!

まず「RollingStones誌」の記事リンクを貼っておきます。

RollingStones誌の記事を見る

今日は今夏を飾ったサマソニ2019に出演したB’zの記事から
サポートアーティストの話です。

ドラマーの「ブライアン・ティッシー」をご存知ですか?
詳細はウィキペディアのリンクを貼っておきます。

ブライアン・ティッシーのウィキペディアを見る

今回、何故この記事を書いているかというと
ギターリストとして非常に大きな影響を受けた「Zakk Wylde」がかつて活動していた
「Pride & Glory」のドラマーである「ブライアン・ティッシー」がB’zのドラマーとして
サマソニに出演することが個人的にとても嬉しい出来事だったからです。

Zakk Wyldeのウィキペディアを見る

B’zのお二人と同世代のドラマーであり、B’zのお二人がよく聞いた数々のアーティストのバックで
たくさん活躍してきたドラマーなのでB’zにとっても、次のフェーズに成長するには
これ以上ない人選だったと感じていたため、サマソニのパフォーマンスはとても楽しみでした。
※今回は触れませんが、女性ベーシストも相当やばいっす!


YouTubeライブも含め、どのくらいの人が見たのかわかりませんが
こうゆうイベントでどこまで「らしさ」を出せるかというのは
そのアーティストのポテンシャルを試されるというものです。

B’zはデビュー前からずっと精力的にライブをしてきましたし、
さすがは「らしさ」を存分にパフォーマンスしていましたね。

Rock〜METALでバンド活動をしている人でB’zを好きな人ってあんまりいないんですが
ぜひライブを見て欲しいですねぇ。


B’zって「MOTLEY CRUE」「MR.BIG」「Guns N’ Roses」のような
Rockなのにバラエティーに富んだ曲調をできてしまう「ズルさ」があるところが
個人的には最大の魅力だと思っています。

さらにB’zに限った魅力は「二人」であることを強みに変えたところですね。


Rockというジャンルの固定概念は「バンド形態であること」であり
バンドとは「各パートすべてがメンバーであること」であり(Keyがサポートってのはあったけど)
曲調のバラエティーの豊富さと二人組ということが「Rockらしからぬ」イメージが強く
「Rock〜METALでバンド活動をしている人でB’zを好きな人ってあんまりいない」
につながっている気がします。

B’zのデビュー時の日本はTM Network全盛でしたし、
B’zとしてはトレンドに乗ったところはありましたが
シングル「ZERO」でレスポールのゴールドトップに持ち替え、
アルバム「RUN」は打ち込みではあったものの曲調はRockへシフトしました。

「The 7th Blues」では稲葉さんが長髪になり、Rock好きな人たちは
B’zが「いわゆるRockなイメージ」に完全シフトするものと思っていました。

しかし、アルバム「Loose」で松本さんは「二人であること」を再考し
長らく務めたバックバンドのメンバーを一新します。(Keyの増田さんを除きます)

このときの方法がよほどB’zにとって良い刺激になったのか
その後も定期的にバックメンバーを一新し続けています。


面白いのはMR.BIGとの交流からだと思いますが、バックメンバーに外人勢
とくにRockファンには見慣れた大物をバックに迎えるようにしたことです。
その効果は「Rockのイメージにできること」「Rockファンを取り込めること」
「バンドの成長になること」だと思っています。


バンド活動には音楽という「表現」の部分のみがクローズアップされますが
実は見え方、見せ方が重要で「ビジネス」の感覚が絶対的に必要です。

このビジネス感覚のないバンドがいつまでたっても売れない理由です。
でも難しいんですよね・・・バンドは。
「ビジネスとして」ってのは「やりたくない音楽をやる」わけでもなく
「媚を売る」わけでもないのに理解できない人はいます。
そうゆう人が足を引っ張ってデビューに至らないケースも多いです。
でも簡単にメンバーを変えることも困難です・・・。

ブライアン・ティッシーのパフォーマンスを見ながら
「やっぱB’zって売り方がうまいよなぁ」と感動しつつ
アマチュアバンドのビジネス感覚のなさを考えてしまったのでした・・・。

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