
ども。モトです!
今回はエフェクターについてです。
メインとなるエフェクターは2つですが、全部で4つのエフェクターを揃えればどんなジャンルにも対応できるサウンドメイクが可能です。
昨今は技術の進歩で1台の機材で全ジャンルを網羅できるほどの良い機材がたくさん売られています。
高額になりますが「得られるサウンド」と「持ち運び」まで考慮すると、とても良い時代になりました。
ただ、プロのスタジオミュージシャンでない限りこの「高額な機材」は不要だと思います。
何故ならそんな幅広いジャンルの音楽を演奏することが少ないからです。
ポップス〜ロック〜メタルあたりのジャンルであればメインのエフェクターは2つで充分。
ギターソロやクリーンサウンドのアルペジオまで網羅する場合でも全部で4つのエフェクターで充分サウンドメイクが可能です。
必要なエフェクターと繋ぎ方は以下の通りです。
◆エフェクター2つの場合
ギター → ①歪み系(オーバードライブ、ディストーションなど)
→ ②コーラス
→ アンプ
4人編成のバンドを想定。(ボーカル、ギター、ベース、ドラム)
ギターソロでもこのまま演奏する。
◆エフェクター4つの場合
ギター → ①ブースト系(オーバードライブでOK)
→ ②歪み系(オーバードライブ、ディストーションなど)
→ ③コーラス
→ ④ディレイ
→ アンプ
5人(以上)編成のバンドを想定。ギターが2人、キーボードがいる場合など。
ギターソロのときに①ブースト系、(④ディレイ)を使う。※④は必要に応じて
クリーンサウンドのアルペジオのときに①ブースト系、④ディレイを必要に応じて使う。
エフェクター2つの場合は、基本的にクリーンサウンドと歪みサウンドの2サウンドのみ、
コーラスはずっとかけっぱなしです。
エフェクター4つの場合は、①ブースト系 ④ディレイ について説明します。
※②歪み系 ③コーラス の使い方はエフェクター2つの場合と同じです。
①ブースト系
使い方は主に2種
1:クリーンサウンド時
音圧が下がって他の楽器に埋もれて聞こえにくい場合に使用
2:ギターソロ時
キーボードとバックギター、自身のディレイ使用によって聞こえにくい場合に使用
※バンド演奏時にクリーンサウンドもギターソロも問題なく聞こえるのであれば、
ブースト系を追加する必要はありません。
④ディレイ
使い方は主に3種
1:クリーンサウンド時
コーラス以上に効果を得たい場合に使用
2:ギターソロ時
ゴージャスなギターソロ、伸びのある気持ちのいいギターソロにしたい場合に使用
3:バックギター時、特殊効果時
ディレイで飛び道具的に特殊効果を得たい場合に使用
※①ブースト系 と ④ディレイ を同時に使用するのもOKです。
次は各エフェクターの代表例をご紹介します。
①ブースト系
Gainをほぼ0にして、VolumeをMaxにして使用します。必ず②歪み系の前に繋ぎます。
仮に非常にライトな歪みが必要になった時にも使用ができるため非常に重宝です。
②歪み系(オーバードライブ、ディストーションなど)
低ノイズでありながらオーバードライブ〜ディストーションサウンドを網羅できる優れものです。
③コーラス
コーラスの周波数帯の設定を数値ではなく、感覚で細かく設定できるので非常に便利です。
数値で設定したい方は別のコーラスでもOKです。
④ディレイ
正直、好みで選んでOKです。個人的には「MXR Carbon Copy」がアナログ感があって好きです。
ただ、シャキッとしたサウンドを求めるのであればデジタルディレイの方がいいかもしれません。
すでに持っているエフェクターも多かったと思います。
しっかり各エフェクターの役割と特徴を理解して使用すればほとんどのギターサウンドメイクが可能です。
これらのエフェクターでサウンドメイクに慣れてきたら違うメーカーのものと入れ替えたりして
さらに好みのサウンドに仕上げるといいと思います。
今日は基本となる最低限のエフェクターの使い方についてご紹介しました。
ギターサウンドは奥が深いので、もっと踏み込んだ話は後日またお話ししようと思います。
